今回は以前に訪問した沼津港深海水族館を紹介します。
今はかなり知名度が上がってきた深海魚ですが、年々新種も発見されています。
深海に行くための潜水艇も進化を続けていて現在ではかなりの深海まで行けるようになってきました。様々な深海生物が見学できてとても楽しい水族館です。
深海魚の代表格シーラカンス
シーラカンスの化石は数多く発見されるものの、約６５５０万年前の大量絶滅で殆どが絶滅したと考えられていましたが
１９３８年南アフリカで現生種が発見され、１９５２年にインド洋コモロ諸島で１９９７年にはインドネシアで現生が確認されています。
化石と現生の間で形態的な差異がほとんどないことから「生きている化石」と言われています。シーラカンスの仲間は２６の分類がありますが殆どが絶滅しており、深海にとどまったものだけが現生しています。深海の環境が昔からあまり変化がなかったので現代でも生き残れたのではないかといわれています。（諸説あり）
形態・生態については多くがまだ謎ではありますが、８つのヒレを持ち骨格はほとんどが軟骨でできていて肋骨はありません。ヒレには大きな骨や関節があるのが特徴で、このことから魚類から両生類への変化の過程そのままで現生していると言われています。
食事は漂いながら近づいてくるものをくわえるタイプで時として逆立ち状態になることもあるそうです。主にサバの仲間やイカを食べていたようです。
現在ではワシントン条約の第Ⅰ類に指定されていて、商業ベースでの展示は禁止されていますが、沼津港深海水族館のシーラカンスは正式に展示の許可を得た個体です。
迫力満点の冷凍された個体が見学できます。
参照引用元 ウィキペディア
参照引用元 沼津港深海水族館
沼津港深海水族館の料金や交通アクセス情報
住所・・・静岡県沼津市千本港町83番地
営業・・・AM１０：００～PM１８：００
定休日・・年中無休（１月はメンテナンス休業があります）
料金・・・大人（高校生以上）1,800円
こども（小・中学生）900円
幼児（4才以上）400円
※65歳以上の方、100円引き（証明書をご提示ください）
団体割引（２０名以上）あります。障害者の方は障害者手帳の提示で割引が
あります。
詳細は 公式ホームページをご参照ください。（引用元 沼津港深海水族館）
駐車場・・沼津港深海水族館には駐車場はありませんので、お車でお越しの際には近隣
の有料駐車場をご利用にください。
交通・・・（車）東名沼津ＩＣより約20～30分
新東名長泉沼津ＩＣより沼津方面に出て約20～30分
（電車）東海道新幹線「三島駅」よりJR東海道線に乗り換え（5分）
JR東海道線「沼津駅」南口より
①バスで約15分「沼津港」下車
②タクシーで約5分～10分
深海生物や海の生物が沢山
シーラカンスだけでなくサメやヒトデ・ナマコ類・貝類など様々な深海生物と出会えます。深海生物だけでなく海の生物（小さい生物がメイン）もたくさん出会えます。
「深海が命の謎を解く」をコンセプトに実際に捕獲した生物を展示しています。
ですので、もしかしたらお目当ての深海生物がいない場合もあるかもしれません。
最後に
以前訪問した時にはメンダコがいたのですが、今はいないみたいです。
捕獲でき次第展示予定とのことでした。
なかなか見ることのできない深海生物を間近で見学できるのは、深海生物に特化した
水族館である沼津港深海水族館が一押しです。
また、水族館の周辺には食堂やお土産屋さんがずらりと立ち並んでいますので、見学した後はゆっくり食事も楽しめます。
ただ、水族館自体は意外に小さめで少し通路などが狭いイメージでした。
チケットのネット販売はしていないので現地で購入になります。これが結構な行列なんです。施設内も混雑していて少し大変かもしれません。
でも、ぜひ訪問していただきたい水族館です。
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